Ikebana × ART Lab.

斎藤ちさとのいけばなブログ。
大学で美術を学ぶのと並行して草月流いけばな教授の祖母に7年ほど師事。華号は<翠舟>
10年ほどのブランクを経て2008年より不定期再開。花と人間の歴史について考えています。

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侘びの展開(を目指して
 

室町から安土桃山にかけて生きたという伝説の茶人・ノ貫
当時流行していた、茶道具などには目もくれず、粗末な手取り釜一つで
湯をわかし粥を炊いたと言われています。

「侘び寂び」の侘びというのは、名物道具などなくて粗末でごめんなさい。
の意味。それを美意識としたのはとてもユニーク。

コミック「へうげもの」で利休は
侘びの美がすみずみまで伝われば、争うことなく万人が幸せに暮らせる世が来よう。
という言い方をしています。
利休が実際このような考え方で侘びを考えていたかどうかは、
これから再度リサーチしようと思っていますが、本質はずれていない
ものと私は考えています。

私もノ貫や利休が提唱した「侘びの美」について考えていきたいと思っています。
高級な花器や花材がなくとも素敵な花が活けられるように。




| IKEBANA2012 | 10:02 | - | trackbacks(0) |
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